ちかおばちゃんの生活と意見

「知」とは、「だまされないチカラ」のこと。
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おおかみこどもの感想

「おおかみこどもの雨と雪」では、花に共感するか、雨と雪に共感するかで、
レビュー評価が180度違うみたい。
「オオカミとの間に子どもを作るなんて、親として無責任で自分勝手。
 花のせいで子どもが理不尽ないじめを受けてかわいそう」
という若いひとの感想がけっこう多い。

親子の情愛や子どもの自立について、
共通言語を持たない世代が育っていることを実感しました。

お金やモノで愛情が表現されることに慣れてしまうと、
愛情の機微を受け止める感受性が鈍磨する。
成長の過程で次々と押し寄せる葛藤から目をそらしていると、
不都合なことはすべて「人のせい」にするクセがついてしまう。
かくして欲求はどんどん大きくなり、飢餓感は深くなる。

この映画には、草太の母親以外、「かわいそうな人」は登場しない。
雪も草太も自分をさらけ出す勇気をもって人生を切り開いていく。
雨は自分自身で見つけた師を信じて自立の壁を越えていく。
それは母を愛し、信じているからできること。
一人残された花も、
おおかみおとこに愛され子育てに奮闘した日々は珠玉の記憶となり、
手紙や遠吠えで子どもたちと交感しながら幸せに暮らしている。

息子が、友だちとこの映画を観てきたらしい。
「花も雨も雪も、笑っちゃうくらいうちと同じだった!」
と、思いっきり雨に感情移入したようす。

で、感想を聞いたところ、
「おかあちゃん、子育て成功したな」とニヤリ。
あのねえ、スマホ大学志望者には言われたくないんですけど!
でも、私と同じ目線で観てきたようで、おかあちゃんは嬉しかったよ。

関連過去ログ↓
おおかみこどもの雨と雪 2012.7.27
フツーの子の思春期 2012.4.9
欲しい欲しいにどう答える 2012.4.30
【 2012/09/20 】 教育・子育て | TB(0) | CM(4)
NoTitle
「おかあちゃん、子育て成功したな」ってお母さんに
いってくれる息子さん素敵!
ホント大成功しましたね。
これから、スマホの時代、息子君時代の先端いくのに
いそがしんだよね(笑
【 2012/09/21 】 編集
NoTitle
>親として無責任で自分勝手
>子どもが理不尽ないじめを受けてかわいそう

こういう声が
敢えて障害児を生み社会の支援(福祉制度)を活用して
親子共に生きていく決心をする人に
動揺を与えないか心配になります。
折りしも出生前診断について
報道があったばかりです。
障害児であっても
社会に富をもたらす能力を持っていなくても
生きている事が尊いし
当事者は頑張って生きている
そんな考え方が経済優先の社会では
期待できないものでしょうか。
仮に子供がいじめられるとしたら
原因はいじめる側の心の狭さであって
決して当事者がこの世に
生まれてきた事ではないはずです。
当事者が自分の人生として受け入れたことに対して
社会が功利主義の発想から
それに異を唱えるのは人権侵害でしかないと考えます。
当事者の幸せは当事者のものでしかない
他人が介入することでカバーできるものではない
それが本当の個人尊重ではないでしょうか。
【 2012/09/21 】 編集
るんまんさま
ありがとうございます~。
息子も高3になって反抗期を脱却しつつある感じです。
子育てに成功はないんですけど、
「この親に育ててもらってよかったな」と思ってくれるなら、
親冥利に尽きますね。
あとはちーちゃんみたいなステディな彼女がいればね~(笑)
【 2012/09/23 】 編集
武ほーぷさま
野田聖子や東尾理子バッシングにもつながる内容ですね。
ただ、この映画をみて感想を寄せているひとたちは、
それ以前に、
自分自身の人生を当事者として受け入れることが難しいと感じているように思えます。
【 2012/09/23 】 編集
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