学校が教えないほんとうの政治の話

2017.03.10 10:14|読書
政治はスポーツと同じ、と斎藤美奈子は言う。
ひいきのチーム、ひいきの選手がいるから野球もサッカーも熱くなれる。
自分にとってどっちがホームかわからなかったら、投票なんていけないよね。

これって宝塚やジャニーズにも通じるんじゃない?

「右派と左派」「全体主義と個人主義」「自由主義と社会主義」・・
なんとなくわかるようではっきりカテゴライズできなかったことが、
これ以上ないほどやさしく、しかも論理的に、
歴史的な経緯やグローバルな視点も加え、
偏りのない立場で綴られています。
さすが斎藤美奈子!

18歳選挙権にあわせて高校生向けに書かれた入門書ですが、
とにかくわかりやすい。
意識せず「ゆる体制派」になっている世のオトナたちも必読。
高校の現代社会、大学の教養課程の副読本にぜひ勧めたい。

「基本はやっぱり私憤ないし義憤でしょう。
なんでワタシがこんな目にあわなくちゃいけないわけ? 
どうして彼や彼女がああいう境遇に置かれているわけ? 
そう思った瞬間から、人は政治的になる」(p.207)。


私もそう。
均等法施行前、新卒で入った会社で与えられた仕事は、
朝誰よりも早く来てタバコのヤニがこびりついた男性社員の灰皿を洗うこと。
机を拭き、お茶を入れ、お使いに行き、
2~3年で課内の独身男性の花嫁になることが一番のミッションだった。
なんで私が灰皿を洗わなくちゃいけないの?という私憤が私を目覚めさせてくれました。

政治が日常に深く結びつていることがわかると、
ニュースも選挙もがぜん面白くなります。
べき論で強制されるのはイヤだけど、
面白いものは多い方がいいよね。




テーマ:オススメの本
ジャンル:本・雑誌

Comment

はじめまして。

はじめまして、ぽんちゃんです。
記事に関係ないコメントで失礼します。
『山形』をキーワードに検索してこちらにたどり着きました。

3月より山形で転妻となった娘がおります。首都圏から初めて離れての雪国での暮らし。親として、多少の心配と、いままで縁がなかった東北に繋がりができた嬉しさが絶賛錯綜中でございます。

山形駅より徒歩10分、近くにはMザワというスーパー、市内各所行きのバス便もあり便利なようですが、車は必要と思われますか?
娘はペーパーで、運転センスは怪しいものです。

ちかおばちゃんとは同世代、娘はちょっと上かな。よろしくお願いします。

ぽんちゃんさま

ご訪問ありがとうございます。
そうですか、山形ですか。娯楽とオシャレさには欠けますが(笑)住めばよいところですよ。
なにしろ安心・安全な食材が安価でいつも手に入るし(これ大事!)、天然温泉入り放題という極楽の日常が待ってます。
車ですか、あるに越したことはありませんが、なければ乗せていってくれるお友達をつくりましょう。もし小さいお子さんがいるなら(予定があるなら)買い物、通院、習い事などなど、車があれば便利です。
私も東京で結婚して、1回目の転勤先の新潟で妊娠中に免許を取り、子どもが生まれてからペーパードライバー返上コースに通いました。
ムスメさんをダシにして四季折々の山形を楽しんでいってくださいね。まずは4月20日ごろ、馬見ヶ崎河川敷か霞城公園のお花見でも(^^♪
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Author:ちかおばちゃん
生活コミュニケーター。

専門は子育て&消費生活。
相談をうけたり、話をしたり、
物を書いては生業としています。
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