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すぐ死ぬんだから

2019.09.16 20:27|読書
今日は敬老の日というけれど、
アクティブシニアが増えてお祝いっていう感じも薄くなっちゃいました。

60代に入ったら男も女も絶対に実年齢に見られてはならないことを肝に銘じ、
常にオシャレをして背筋を伸ばしずんずん歩くハナさん78歳。
設定では昭和14年生れ、山形の母と同じ年なのに対極である。



録画した連ドラを続けていっぺんに観ているような、
息もつかせぬ面白さ(たぶん、50代以降には(笑))

年を取れば、誰だって退化する。
鈍くなる。
くどくなる。
愚痴になる。
淋しがる。
同情を引きたがる。
ケチになる。
どうせ「すぐ死ぬんだから」となる。
身なりにかまわなくなる。
なのに「若い」と言われたがる。
孫自慢に、病気自慢。
これが世の爺さん、婆さんの現実だ。
この現実を少しでも遠ざける気合と努力が、いい年の取り方につながる。
間違いない。


冒頭がコレ。
しかし、ジェットコースターのように押し寄せる娑婆の高波を受け、

思えば、今までは水の中で空気を求めてもがいていた。
その空気とは「若さ」や「若返り」だったと思う。
だが、求めていた空気とは、実は「衰退を受け入れること」だったのではないか。


と気づく。

だとしても、「年齢相応がいい」とする小汚いジジババは大っ嫌いだ。
衰退でなく、老衰だ。


と言い放ち、変化とチャレンジを恐れない。アッパレである。

「終わった人」より登場人物のキャラが立ってて面白かったです。
何やかや言って、アッパレな老後は家族あってこそ・・と思える一冊。


テーマ:小説
ジャンル:本・雑誌

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専門は子育て&消費生活。
相談をうけたり、話をしたり、
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