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グレタ たった一人のストライキ

2019.12.10 23:41|読書
若者を動員してストを展開するスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリ、16歳。
スペイン・マドリードで開かれているCOP25で温暖化被害についてスピーチし、
米タイム誌「今年の人」にも選ばれました。



本の帯にもあるように、
グレタ発達障害であることは明らかにされています。
この本は発達障害を持つグレタの家族が抱える困難が描かれています。

ADHDアスペルガーは多くが男の子とされています。
でもそれは、診断基準を男の子に合わせていたから。

女の子に現れる症状は男の子とは大きく異なっています。
他人に迷惑な行為に及ぶ男の子は発見されやすいけれど、
自分の内に入り込む女の子の病気の発見は遅れがち。

児童・思春期精神医療界には構造的に男女平等が欠落しています。
ADHDのある子どもを対象にした研究は全員が男の子。
平等な男女比率を考慮していないのです。

発達障害の子どもを抱える家族は大きなプレッシャーにさらされます。
理解のない公務員や学校職員と話をしなければならず、
ストレスを抱えるのは主に母親です。
福祉国家スウェーデンに住んでいたとしてもそうなら、
日本はなおのこと。

ADHDの人は、自分が一番興味のあることにしか動かされないのです。
ほかのことには見向きもしません(スヴェニー・コップ)P127


世界の流れを変えるのは、
いつもこうした特長を神様から授かって生まれてきた子どもたちかもしれません。