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環境問題はなぜウソがまかり通るのか

2008.11.10 00:47|読書
環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks (029))環境問題はなぜウソがまかり通るのか2 (Yosensha Paperbacks (029))
(2007/09/12)
武田邦彦

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「環境」を教育の柱に掲げようとしている市教委プロジェクト委員の先生がたには、
ぜひ読んでいただきたい本です。
もう間に合わないかもしれないけど。

リオ・デ・ジャネイロ宣言がなされた1992年の地球サミットは・・・
私が消費生活の専門家としてスタートを切った年なので、
とてもよく覚えています。
これからの消費者問題は環境問題だと言われていましたから。

ところが、日本政府は、当時(今でもだけど)、
産業振興と景気対策が政治家のシゴトだと思っていたから、
環境や生活は重要視されていなかった。
それで、各国首脳レベルの会議だっていうのに、
日本からは環境庁長官が出て行って、
世界各国との意識の差を思い知らされたのですね。

それが巡り巡って京都議定書のムリな批准になり、
排出権取引で自国経済の首を絞めることになってしまった、と著者は言っています。

この著者のデータの読み方がすべて正しいとも思わないし、
地球規模での温暖化防止アクションは必要なことであって、
推進すべきことに異論はありません。

でも、日本の子どもたちに今足りないとされている力は批判的思考力でしょう?
政府の扇動で望ましい子どもの態度を規定し、
それを教育の根本に据えようという教育者は思考停止してると言われてもしかたないかも。

「世界がもし100人の村だったら」風に言えば、
村で行われた寄り合いに、
大した話合いじゃないと思った父ちゃんは母ちゃんに行かせた。

すると周りはどこの家も父ちゃんばっかりだったそうな。
恥をかいた父ちゃんは名誉挽回のため、
「次の寄り合いは家でするぞ」とはりきり、
「ばあちゃんの介護もあるし、子どもの世話もあるし」という母ちゃんの話もきかず、
「ゴミ掃除も草取りも運動会の準備もうちでするから」とか言って、
みんなにいい顔をした。

父ちゃんは町内の役のために残業ができなくなり、給料も減ったのに、
自分ができない分はシルバー人材センターにお金を払って頼んだりしてる。
父ちゃんがしてきた約束を果たすために、
母ちゃんも子どもたちも我慢の日々・・・

とまあ、こんな状況でしょうか。
草とりも村の行事も大事だけど、
自分ちの生活を守るのが最優先という判断力が父ちゃんにあったら、
もっと公平な取り決めができたのでしょうが。

政治の場に生活者や女性の意見が反映されないということも、
こんな状況を招いた原因になっているのだと思います。

テーマ:環境問題
ジャンル:ニュース

タグ:環境問題 排出権取引

Comment

原因がいいかっこしいではないけど、

「これって、うちのダンナ?」

と思った和菓子でした(笑)

ほんとだ~、動機は違うけど(笑)

和菓子んちとは正反対のこまったちゃんであるマイ夫の様子は、15日のブログに書いてます。

これはこれでツライものよ。
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専門は子育て&消費生活。
相談をうけたり、話をしたり、
物を書いては生業としています。
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