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フィンランドの経済政策

2008.11.19 01:15|読書
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(2008/07/17)
堀内 都喜子

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東西ドイツ統一、ソ連崩壊のあおりを受けて、
1990年代のはじめ、深刻な経済危機にみまわれたフィンランド

それがわずか数年で不況から脱却し、
国際競争力世界一の座に上りつめた理由はその政策にあるといわれています。
まずは徹底した緊縮財政を敷き効率化を進める一方、
次世代産業(IT)への研究開発と、
人材創出のための教育制度に集中投資を行ったのです。

その結果は高福祉と経済成長の両立、そして世界一の学力が示すとおり。

定額給付金をばらまき、
個人消費を活性化させて当面をやりすごそうとするその場しのぎの政策とは大きく違う。
日本もいい加減にアメリカから目を離し、
大量生産大量消費による経済成長で国の秩序を保とうとする考え方から、
舵を切った方がいいと思うよ。

北欧が一貫してユーロ圏を上回る高い経済成長を遂げてきたのは、
男女平等と生活者主権が確立していたから。
本腰を入れて日本を強い国にしたいなら、
クォータ制パパ・クォータ制の導入、
女性取締役4割法の制定など、
視点を変えればいくらでもあるはずです。

定額給付金、子育て給付金など、
とりあえず「お金」で目先の解決を図ろうとする政治には不安がいっぱいです。

テーマ:政治・経済・時事問題
ジャンル:政治・経済

タグ:フィンランド

Comment

No title

冗談じゃありません。
働いても税が重くて報われない国。若者は絶望し10代の自殺率は異常に高く(日本の数倍)、学校では銃乱射が相次ぐ国。教育熱心なため子どもにものすごいプレッシャーがかかり、校内暴力が多く、しかもせっかく大学を出ても日本より失業率が高く、仕事はない。仕事についても税金が重いから報われない。

アメリカは税が安く自由があるので、アメリカを見習うべきです。

フェミニズムの押し付けは迷惑ですよ。男女割当制で自由が阻害される国なんてまっぴらです。北朝鮮じゃあるまいし。しかも、お金で解決するのではないと言いつつ、北欧は保育所無料化とか結局お金のことで解決しようとしているし。

どうせお金のことなら、自由になる金が多いほうが個人の選択が尊重されるのでいいにきまってます。保育所無料化は専業主婦家庭には何のメリットもないけど、減税ならライフスタイルに関係なく利益がありますからね。生き方を選べるようになります。

とおりがかり様

こんにちは。
フィンランドにお住いなのでしょうか?

さまざまな立場で、さまざまな見解はあってもっともなことだと思います。
ただし、フェミニズムと男女共同参画はイコールではありませんし、
減税で恩恵を受けるのは税金を払えるほどの収入のある方だけですね。

アメリカの自由の裏には、
寄付やボランティアの精神が根付いています。
「自由」はとても大切な概念ですが、
公共の福祉に反しない自由の行使を知っている日本人は、
残念ながら少ないように思います。

とおりがかり様のおっしゃる「自由」が新自由資本主義のことだとすれば、
今、それをもって「アメリカを見習うべき」という考えを支持するひとは、
少ないと思います。
20年以上前には、自由がみんなを幸せにすると考えられていたし、
それを具現化していたのがアメリカだったのですが・・・。

みな、気づいてきたのです。
個人の選択の尊重が、
世のなかを幸せにしないことに。

生き方が自由に選択できれば、
とおりがかり様は、
「自分はその選択によって幸せになれる」と信じておられるのでしょうか。

けれども、実は、
豊かさを享受できたのはアッパーなほんの一握りの人たちで、
ふつうの人たちが個人の幸せを追求するうちに、
いつのまにか安全で心ゆたかな生活を失っていたのが今の合衆国。
だからこそ「チェンジ」が支持されたのです。

日本はアメリカの轍を踏まないようにしなくちゃいけません。

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